30年以上も前の話ですが、当時「スプリガン」という漫画にハマりました。
学生でありながら、凄腕エージェントでもある主人公の活躍と、無数のオーパーツや、それにまつわる神話、伝承などが出てくるとても魅力的な漫画でした。
1998年に映画化された同作ですが、アニメが、2023年7月7日から地上波で放送されるそうです。
2022年6月にNetflixにて配信されたアニメ『スプリガン』が地上波にて放送開始!
2023年7月7日(金)25時5分よりTOKYO MXにて、同7月8日(土)26時30分よりメ~テレにて放送開始
しかし、原作は30年以上前のものであるため、最近の若い方はご存じないかもしれません(自分で言ってて悲しいセリフですが…)
そんなスプリガンを今日はこの二人に紹介してもらいます。

こんにちはー、おがわです。



うっす、おれ、よしだ。



よしだ、スプリガンって知ってる。



おう、もちろんだ!



クロノクロスに出てくるゴブリンみたいな見た目のドヤ顔バアさんだろ?


CHRONO CROSS
© SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
Character Design: © SQUARE ENIX CO., LTD. /© NOBUTERU YUUKI All Rights Reserved.
RADICAL DREAMERS
© SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.



うん、ごめん。
この人(?)じゃない。



?



じゃ、あれか?
漫画のスプリガンか。



そうそう、漫画のスプリガンだよ。



ちゃんと「漫画の」って言えば、一発でわかったのにな。



いや、まさか、先にあのお婆ちゃんを想像するとは思わなくてね。



んで、その漫画の方のスプリガンがどーかしたんか?



今度、地上波で放送されるらしいんだけど、私はあまり詳しくないから、もし知ってるなら教えてほしいんだ。



ほっほーう!
よかろう!



今日は哲也だな!



いや、それを言うなら徹夜でしょ…
って、なるべく簡潔にお願いします。
スプリガン (漫画)とは



まず、スプリガンの概要だけどな…
『スプリガン』は、たかしげ宙(原作)、皆川亮二(作画)による日本のSF漫画。超古代文明の遺産が国家などに悪用されないよう回収・封印する民間組織「アーカム」工作員の精鋭「スプリガン」達の活躍を描く。『週刊少年サンデー』(小学館)で連載された。2021年3月時点でコミックスの累計発行部数は1000万部を突破しており、それを原作とするアニメ作品も制作・公開されている。
Wikipedia



こんな感じだ。



いや、Wikipediaさんの紹介文そのままじゃないですか。



ぶっちゃけ、オレが語るよりずっと分かりやすい。



…潔いけど、なんかカッコ悪い。



でも、これだけだと、よく分からないね。



おう、まかせろ。
あらすじはな…
はるか超古代、現代を遥かに上回る科学力を持つ文明が存在した。深海から引き揚げられた金属板に、その超古代文明の人々からの警告が記されていた。「我々の残した遺産を、悪しき者より守れ」と。そのメッセージに従い、特殊組織を擁する巨大財閥アーカムは、彼らの遺産(オーパーツや遺跡、技術)をあらゆる権力から守り、封印するチームを結成した。
アーカムのS級エージェントは「スプリガン」と呼ばれ、腕利きのA級エージェントが束になっても敵わない圧倒的な戦闘力を持っており、仙道の達人である朧(おぼろ)や、獣人(ライカンスロープ)に変身できるジャン・ジャックモンド、魔術を駆使する魔女ティア・フラットといった特殊能力を持った腕利きのメンバーが揃っている。
主人公である最年少のスプリガン御神苗優は、圧倒的な物量と軍事力を駆使してくる米軍や国際的な軍事企業連合トライデント、ナチス・ドイツ残党などの特殊部隊を相手に、遺跡のオーパーツを守るべく果敢に立ち向かっていく。
やがてアーカムの内部で、オーパーツの情報を外部に漏らしている者がいることが判明し、内部分裂による造反が起こっていく。それと同時に、かつて優が拉致された米軍の特殊部隊COSMOSが、優の前に立ちふさがるのであった。
Wikipedia



…と、いうわけだ。



たまには自分で説明せぇやっ!!



ぶっちゃけ、オレが語るよりずっと分かりやs…



またそれかっ!
劇場版「スプリガン」の思い出



まぁ、そう怒んな。
ここからは、おれが思い出を語ってやんよ。



思い出?



おう。
スプリガンはな、1998年に劇場版が公開されているのだ。



へ~、劇場版、つまり映画か。



おもしろかった?



観てないから知らん。



え?



…え?
ごめん、今なんて?



映画は、観てないから知らん。



…



?



I don’t know about the…



いや、わかってるわ!



勘違いするな、映画本編は観ていないが、予告編は見たぞ。



予告編て、映画を紹介するための、数分間だけのダイジェストのやつ?



まさかコイツ、それで映画について語るつもりか
?



ちがうぞ。



平然と心を読むなっ!



漫画スプリガンには、複数のエピソードが存在している。



ツッコミは無視かぃっ!



映画化されたのは、そのうちの一つ「ノアの方舟編」だ。



…



なぜスプリガン大好きなオレっちが映画を観なかったのか…



オレっち…



その原因はな…



その原因は?



ずばり、方舟のデザインだ!



方舟のデザイン?



どういうこと?
「方舟のデザインが嫌だった」ってこと?



いかにも。



えっ、それだけ?



それだけで観るのやめたの?



映画版の方舟はな…



金魚鉢と壺が混ざったような妙なデザインだった。



…



あ~、まあ、舟っぽくはないけど、現代のモノとは違うものって設定なんでしょ?



デザインだけでそこまで毛嫌いしなくても。



原作の方舟はな、皆が想像するような「ノアの方舟といえばこんな感じ~」というデザインだった。



あの木の舟って感じのやつ?



そう。



そして、ここからがオレ的には重要なのだが、漫画版の方舟の材料はホントにただの木材なのだ。



ただの木材?
でも、時を超えて掘り起こされたんじゃなかったの?
腐ってないの?



アホウドリにしては、良い質問だ。



イラっ



そう。
ただの木材を材料にしているが、古代の超技術により、それら木材の時が停めてあったのだ。



だから、時間が経過しても劣化しない。
それどころか、殴ろうが蹴ろうが、銃をぶっ放そうが、爆発が起ころうが舟が傷つくことはなかった。



ちなみに、漫画版の一部ネタバレになってしまうが…



ノアの方舟編の最後、方舟の機能停止に伴い、それら木材の時間停止も解ける。



それにより、方舟は文字通りただの木材の集まりになるわけよ。



こいつめっちゃ喋るな…



漫画版の方舟の設定が大好きだったのはわかったけど、それで壺みたいなデザインが嫌になったってこと?



デザインの話じゃない!



いいか!
ただの木材が超技術によって、あの姿を保っていたところがエモいのじゃよ。



それがなんじゃ!
あの壺みたいな訳の分からんデザインは!
実にけしからん!



急に長老になった…



オレは当時、デザイン(見た目)が嫌だった、ってだけじゃなくて「古代超技術によって姿を維持している」っていう方舟のイカス設定を、訳の分からん壺で上書きしちゃうってことは、オレが知ってるスプリガンとは別物かもな…って思ったわけよ。



なるほど。
だから映画を観なかったと。



イエス!
た〇すクリニック!



…



まあ、あの壺をデザインしたのは『AKIRA』の大友 克洋なんだよな。
そりゃー、原作者も文句言えねえよな。



いや、決めつけてるけど、原作者さんは気に入っていたかもしれないじゃん。



さりげなく、方舟のこと壺って呼んでるし。



じゃあ今回地上波で放送されるのはどうするの?



…



いや、見ようよ!
まとめ





見ないつもり?



そりゃ見るだろ、とりあえず…



とりあえず?



漫画版をもう一度。



そっちかぃ!